SITE MÉTÉORIQUE

Dépôt de Météorites

銀色のうさぎ

仔うさぎを飼っている。白く艶がありシルバーグレイがかって見える毛色。とても大人しく、純粋で一片の穢れもないことは瞳を見ればわかる。私はうさぎを連れてブリーダーの家へ行き、一緒に生まれたきょうだい達に会わせようとする。きょうだいは3匹いて、…

無神経な人

精力のすべてを傾けて、普通の人の普通の言動を模倣することに努めていた子供時代。些細ないじめにあった体験があり、深刻なものではないけれど、周囲に無視されたり酷い言葉が書かれた紙が下駄箱に入っていたりした。何でも思ったことをズバズバ言っちゃう…

暇つぶし

人生は暇つぶしだって誰かが言ったそうだ 大層な意味付けをしたがったり仰々しい目的を掲げてみたり運命だの宿命だの使命だの言っては自分の人生を素晴らしく価値のあるものと思いたくて大騒ぎして泣いたり笑ったり 暇つぶしに良いも悪いもない正しい仕方が…

錦鯉

庭に出ると、世界は白夜のなかに沈んでいる感じがした。ほの暗く白い闇のなかで、自宅のガレージが池になっているのを見つける。池は家の前の道路まで続いていた。塀の上に見知らぬ猫がいる。猫は身構えると、池のなかにぽちゃんと音を立てて飛び込んだ。水…

とろける毒ケーキ

夢のなかでドラマを観ていた。キム・ナムギルとムン・チェウォンが主演のスパイアクションぽい作品。王女がパビリオン竣工の祝賀儀式に参列した際、大きな柱が突然折れて大惨事となる。主演の二人は国家情報院のエージェントか何かで、王女を土壇場で救出す…

謙遜をしない

出る杭は打たれるのをあらかじめ怖がって大したことないふり自信のないふりをする人に劣等感を抱かせないかと気になって自分を小さく見せたりする自動的にそうしたくなってしまう嫌われたくないからね 謙遜のし過ぎは自らを歪めること他人目線になっていると…

青白い幽体

ベッドで横向きに眠っていると、腕の中にネルちゃん(かつての愛犬)がいるのが感じられた。布団をかぶっていたしわざわざ確かめようとはしなかったけれど、被毛のふわふわした感覚とぬくもりでたしかにここにネルちゃんが一緒にいるんだと感じた。 その直後…

良くしようとしない

やはり症状が再燃して、レクサプロ服薬を再開することになった。早く薬から離れたい、病院通いから開放されたいという気持ちが焦りを生んでいたかもしれない。はやくはやくと欲張りすぎて、断薬を早くしすぎたのかも。未来に希望を持って今を生きる、という…

思考さんをクビにする

今ココにいましょうとお題目のように繰り返しやっていることは未来の不安への対処ばかり私は私の「頭」が大嫌いだった 仮にも自分の一部を嫌うなんていけないことだと思っていたでも本音を言えば大っっっっ嫌いだ余計なことばかり考えてんじゃねぇよあんたの…

言霊の威力

再発もありうるので注意しなければいけないなんてメールに書いたからまたちょっと調子悪いのか?言霊か?怖いくらいだねだとしたら言霊で回復できるはず私は完璧に元気になるから大丈夫試練を乗り越えてメンタル最強です欠けるところのない光を受け取ってい…

もう演技はしない

人と話しても疲れないようになりたい自分のままでいたら疲れないでしょうなぜ自分のままでいられないのかな人に気を使うのがデフォルトの自分になってる全然使わなかったらどうなるのかイメージできない 疲れない自分をイメージしてみる集まりの中でもつまら…

セルフイメージ

セルフイメージが化け物だから自分が化け物に見えるんでしょうねどうして化け物になってしまったのかな親に似ている顔が許せないのかな理由を探しても意味ないか コアにあるセルフイメージを良くしようとスピリチュアルなアドバイスに沿って顔に光を注ぎかけ…

変わろうとするほど変われない

変わろうとすることは今の状態を否定することこれじゃ駄目なの?という不安が何もかもを揺るがす今のままじゃ駄目なの?それが苦しみの源泉 また心に傷をつけて成長しようとするふりをするこれじゃ駄目だから改善しなくちゃと傷の数だけ前向きになって自分を…

暴露療法

神さまは怖い親であるかのように思っていた。なにかが起こるたび、これは神さまが私に与えている治療の機会で、私がそれを克服できるように、逃げ続けていることに直面させようとしているんだと勝手に解釈した。また首根っこを捕まえられ、見たくないものに…

高価なもの

自分が選択するものが自分を表す自分が身につけるものが自分を表すスピリチュアル系でよくそう言われる それを信じたから妥協して安いものを買うのは自分には価値がないと宣言しているようなものだと思っていたから敢えて高いものを選択したこともあった自分…

内在する3人の私

スピリチュアルな内容や人生哲学において自分に欠けていたと思われる新しい認識を見つけると徹底的に自分を叩いてしまうなぜできていなかったんだそんな事もできないでいるから駄目なんだ首根っこを捕まえて現実へと顔を擦りつけようとする見つめたくない現…

言葉をマスター

父の小言から逃れて自室に閉じこもり、ベッドの上に転がって、慰めを求めてラジオをつける。どこの局かも確かめないで耳を預ける。なんの番組だかわからないが、イ・ビョンホンが出ていて、しかもほとんど完璧な日本語を操っているのでびっくりする。アクセ…

願うことが何もない

金木犀の木を植えたかった。秋風吹くころにどこからともなく香ってくるのが好きで、家の庭にも一本欲しいと言った。父は、庭を管理しているのは自分だから面倒にになることは望まない、どうしてもと言うなら鉢植えで管理できるものにしろと言った。言う通り…

雑草と戯れる

雑草に特別な定義はなく、人間にとってそこに生えていて欲しくないものを単に雑草と呼ぶのだとか。コンクリートの割れ目から生えてきたど根性大根も、雑草といえば雑草になるんだな。ほんとうに僅かなひび割れでもあればコンクリートの隙間からどんどん生え…

変な声

自分の声がスピーカーから聞こえてきて、それが自分で認識している自分の声と全く違う声で、しかも外国人のような訛りがあって愕然とする──という夢を見た。 幼い頃、録音された声を聞いて、自分のじゃないみたい、変な声、とは思った。でもそれだけだった。…

客観を棄てる

自分を客観視しなさい そう刷り込まれてきたけれどそれが諸悪の根源自分の中にいてそれを客観するのはそもそも不可能だから客観というのは他人の声を鵜呑みにするということ人から言われたことを信じなさいということ他人の声を常に想像し恐れることでしかな…

起こることを観察する

自分を成長させようとしないあら探しはもちろんのこと良くなろうともしない植物のように自然に成長するのをただ観察すること自分の思ったとおりに成長しようとするのではなく思ったよりも遅くても思ったのとぜんぜん違う方向に行こうとも起こることをただ観…

個性とは何か

自分らしさはそれを思考しないときに現れる私らしさを私が定義するならそれは本物ではない他の人が見てその人らしいと思うのがその人らしさ私は神の一部でその一つの個性を表している私は私のものではないそれがどんなものか知る由もない知ろうとするのは神…

完全な自由

自我を薄めて神性の意識そのものに近づいた時世界から自分が消える 透明人間になったみたいに誰も私を見ていないし 完全に自由 したいようにできる私という自我は存在していないからどう思われるか気にしようがない誰も何も私を判断し裁かない もちろん私自…

彫り出す

忘れてた 削り取っていくこと 大胆に限界までこれ以上は決して減らすことのできない点まで磨き上げる 真実を彫り出すそれが愛の似姿

指導者は存在しない

アファメーションも引き寄せも欠乏を強調することがあるポジティブごっこになってしまういい気分になったふり 目覚めたふりはったりが現実を創ることもあるから悪くはないでも私のマインドは騙されてはくれなかった奥底で信じられないことを信じさせるなんて…

二度目の卒業

ラジオから新進気鋭のバンドの紹介。ラジオなんだけどなぜか映像も配信されており、次々に新しいバンドの音楽がワンフレーズ、そして彼らの日常生活の一コマや、応援している友人やファンなどの声が手短に紹介される。紹介リストには聞いたことのない何十組…

正反対の価値

健康でいなければ 美しくいなければ 豊かでなければそれは義務ではない健康でいたい 美しくありたい 豊かでありたいそれは願いでさえないそう願うのなら健康でなくていい 美しくなくていい 豊かでなくていいそれを受け容れることだそのなかに光を見出すこと…

真空地帯

私にできることはないし 選べない私は誰でもなく 存在もしておらず 何も起こっていないただそうなることはそうなるだけ 宇宙意志が私を通して流れるように明け渡すこと他には何もしなくていい 自分の内側から未来へ向けて真白い道が開けている真正面にまっす…

極端な個性

私は閉じこもっている方が私らしい自分の城の中に安心していられることのほうが断然好きだ外へ出て刺激を得ることは全く好きではない閉じこもるのを悪いことのように言う人はこの人は本当は外に出たいけれどできなくなっているのだ閉じるのは悪いこと開くの…