SITE MÉTÉORIQUE

Le Dépôt de Météorites

今季最低気温の朝

母が体調を崩して入院した。生命にかかわるようなことではないし大袈裟に騒ぐほどでもないのに、ほぼ安定していた心の状態がまた少し不安定になってしまった。嘘みたいに時間をショートカットして昔に戻ってしまった感じ。調子に乗っていたが全然治っていな…

自由という名の刑

選択肢が多いほど選択に迷うあれこれ可能性が多いほど選ばなかった可能性に後悔も迷いも残す自由が多いほど自由に苦しめられる情報が多いほど情報に縛られて失う何を選択するか突きつけられるまるで剣の切っ先を向けられているように自由という名の刑に処せ…

仮想現実の外へ

この人生そのものがメタバースのようなもの魂の目線で見るなら私たちは元々仮想現実にいるのと同じ既に自分というアバターを生きているメタバースが最先端かのようにもてはやされるけれど二重にアバターを演じてどうするの? 仮想現実にどっぷり嵌まると全体…

克己

ワクワクするとはどういうことかよくわからなかった実体のない予感のようなものに胸が高鳴るのはわかる現実に選択を前にして何かをすることに対し胸が高鳴るということは未だによくわかっていないかもしれない同じように楽しいということがよくわからなかっ…

醜形恐怖

どうせなら自分は世界一醜いと思ったらどう?変な劣等感も突き抜けちゃうかもどれほど気に入らない部分も全部愛せるかも鏡を見るのも怖くなくなるかも思いは反転するから逆に綺麗になっちゃうかもよ? 綺麗でないと価値がない認めてもらえないという思い込み…

キラキラへの反発

高価なものを身につけて派手に着飾って賑やかで華やかなキラキラした女子たちが嫌いそう思えば思うほど自分は暗く地味で化粧気なく人に見せたくない恥ずかしい自分になっていく高価なものなんか要らない着飾るのなんか嫌だ化粧なんかしたくないそれが本音か…

援護射撃

他の人の言うことを何もかも真に受けて一人で勝手に苦しんでどうするの?それが善良な印だとでも思っているの? 自分の感覚を他人のより信じてやらずにどうするの?自分の感覚を汲み上げられるのは世界に自分ただひとり 自分の味方になって援護射撃をしてや…

黄色い花の残像

こんな冬の盛りに玄関先のコンクリートの割れ目から黄色いちっちゃな花が咲いていた可愛らしい雑草を思わず手折って小さい花瓶に活けた けれどそのままにしてあげればよかったと後で思った 隣の敷地はかつては砂利が敷かれていてその隙間からたんぽぽが咲い…

正しい祈り方

何キロ痩せたい何センチになりたいと頑張ってもそうなれなかった諦めて野放図にするのではなく手放して一番美しい私になれますようにそう考えるようにした結果今でも理想とした体型を保てている 思考が作る具体的な願いは魂が本当に望むものと異なるかもしれ…

コンプライアンス

他人に嫌われない言動を無意識にしてしまう当たり障りのないその代わり面白味も味わいもなにもない香りも栄養も搾り取られた保存食のような無味乾燥な言葉を吐き最大公約数のような絶対に間違いのないものだけ取り繕う毒にも薬にもならないコンプライアンス …

観照者

自分の中にいたら駄目 自分の外へ出る社会の中にいたら駄目 社会の外へ出る 光と闇 善と悪 安心と不安遅いと速い 多いと少ない 賢いと愚かしいポジティブとネガティブいつでも両極を俯瞰する位置にいる両方を同時に知るどちらかを求めない 内部に取り込まれ…

解決ゲーム

生活の苦労とか体の不調とかをものすごくアピールしてくる人がよくいる自分はこんなに大変なんだだから頑張っててすごいでしょすごいって認めてよねそうやって圧力をかけられているように感じる大変である現実を自ら生み出して苦労することに陶酔しているよ…

逆説的な事実

溜め息をついたらだめ 幸福が逃げていくよ面倒臭いと言っちゃだめ 余計面倒に感じるよ疲れたと言っちゃだめ もっと疲れるよこういう言葉をよく耳にする そうしてはだめだと頭で考えてそれを自分に禁じることができるものだろうか少なくとも私には出来なかっ…

植え付けられた欲望

たまたま見かけたお洒落な女性が持っていたバッグを見てああいうのが欲しいなと思ったごく普通の当たり前の気持ちかもしれない見かけなければ欲しいとは思わなかったから必要不可欠なものではない欲を刺激された社会に溢れる広告と同じこれを持ったら素敵で…

無限の富があったら

もしも無限の財力があってどれほど使っても使い切れない富を手にしていたとしたら何をするだろうかと考える 自分の欲しい物をすべて手に入れしたいことをし尽くして満たし切ったら社会のため人のために使うだろう他者のために自分を使うだろう多くの善良な人…

言葉の要らない関係

黙ったまま何時間でも一緒にいられる関係 緩衝材のように意味のない言葉を詰め込み合い潤滑剤のような笑顔で距離を測り合うそういう関係は要らない 傷つけ合っても癒やし合える奪い合っても与え合える何も取り繕わない関係動物みたいになき声だけでいい関係

Twin Ray

その人は分厚い透明なガラスの向こうにいてどうやっても手が届かない外側の世界はガラスの向こう側に存在し 冷たく拒絶され 自分の内側にどこまでも深く潜っていってある一点の極に達すると 世界が反転し宇宙の果てでやっと逢える そんな気がしていた でも今…

焦り

はやくはやくと焦っていた結果が出ないといけない前へ進まないといけない自由にならないといけない縛られていてはいけない治らなければいけない正さなければいけないそう思っていることさえ忘れてしまった時気づくと転んで膝を擦り剥いている はやく薬から自…

『うさぎとかめ』の別解釈

うさぎはいつもスタートダッシュは得意大抵のことはうまくこなせる 途中であれっ?と考えるわたしはなぜ競走をしているのかななんのために勝負をしているのかなかめに勝ったらそれでどうなるというの?こんな勝負に意味なんかあるの?うさぎは走ることの意味…

向上心を捨てる

人が 生まれながらに愛そのものであるのと同じように向上心や何かを達成したいという願いを持たない人は いないんだと思うだから無理矢理に向上しよう達成しようと 必死になる必要はない 足りないところにばかり注目し自分を責め 虐げることに常に意識が行っ…

いちばんきらいな歌

『ダニー・ボーイ』 アイルランドの民謡歌詞の意味も全くわからなかった幼いときから聴くと胸が張り裂けそうになるバグパイプの音色もそうケルト音楽もなぜこんなに苦手に感じるのかかなしくてかなしくて息もできなくなるアイルランドで生きた前世でもあるの…

まぶしすぎるから

未来が真っ暗だから怖いんじゃない未来がまぶしすぎて目が眩んでいるだけ 私は「光」を怖がってきたんだ 光が全てを溶かしてしまい何も見えなくても歓びだけをあらかじめ味わっていればそれでいい

鈍感になる

繊細なのが好きだったから鈍感な人が大嫌いだったから自分が鈍感な人にはなれなかった繊細なままでいたかった 変わりたくなかった 繊細すぎて生きるのが苦しくて 死んでしまいたいくらいならキャラ変すればいいだけだった 鈍感な自分を認めて受け入れるかな…

自分を苦しめる理由

自分に 苦しめ苦しめもっと苦しむべきだって思ってたできの悪いお前なんかもっと苦しまなくてはだめなんだってそう言っていたのは 他の誰でもなく 私だ醜いお前なんか できの悪いお前なんかそのままでは価値がないと 料理ができなくても きれいに着飾れなく…

エラー

鏡を見るのが怖かったのは自分が内側で認識していることと外側の世界の現実が一致しないことを知らしめられるからそして内側の認識のほうが間違っていると信じてしまうから写っているもの見えているもののほうがエラーだとは思いもしないで 真実は外側の世界…

どうにでもなれ

人生はロールプレイングゲーム自分がその主人公ゲームのルールは主人公にも変えられない大まかな筋書きも変えられない どうにでもなれどう転んでも どうにかなるどう転ぶかを楽しんで観ている眼差しを持つ

宇宙のかけら

私は 社会に生きたくはない世界に生きたい宇宙に生きたい これが私のいつも戻る場所でいつも再確認すること宇宙のひとかけらであることをいつも忘れずにいたい 社会にどう適応するかなんていのちから見るならば なんてちっぽけで 近視眼的なこと 長い迷路に…

こころとからだへの信頼

体の声を聞きなさい ってよく言うけれど 体がうまく働いているときは多少は聞いていたかもしれないうまく働いているときだけは優しくしていた うまく行かないときは鞭を打つなぜちゃんと働かないんだろうと不安になってなんとかして働くように仕向けようと躍…

嫌なことはしない

嫌なことはしない 気の向かないときはしない何の我慢もせず 浅はかな配慮もしない 何かをしたいような気がしても いざ取り掛かるには抵抗が強すぎるだとしたら無理に足掻かずに手放してしまう 「やらずに後悔するよりやって後悔したほうがいい」手垢のついた…

夢なんてない方がいい

夢なんてない方がいい叶うと心から信じられるならばそれを夢見る必要はなくそれはすでに夢ではないのだし 夢が何もなければそれが叶わないという苦しみもない何の夢もないことがいちばん素晴らしい 夢や希望といった言葉に膠のようについて離れない偽善と嘘…

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