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魂の計画したハンディキャップ

私は 頭脳こそが何よりも優れたものであり 
他の全て 感性や感情は何の価値もない という強い刷り込みを受けて育った
そして 人より優れていなければ存在価値がないと信じて育った


足につけられた重りがとても重く感じた
皆が軽やかに生き 人生を楽しむのをただ羨むしかなかった
スタートが遅く 歩みも遅い そんな自分を恥じていた
長年心の病を抱えることにもなった
何より この程度のことで人生を見失っている自分を恥じていた
もっと大きな苦労を抱えても前向きに生きている人もいるのに


自分自身のそういう過去も否定せず 憐れみもせず まるごと愛してやりたいと思う
このようなハンデを持って生まれたことも 魂の選択だったから
この程度の取るに足らないハンデに足をすくわれる弱さも 多分計画してきたことだから


軽やかさこそが自分に足らないもの
だから軽やかでないことも “軽やかに” 認めてあげようと思う