SITE MÉTÉORIQUE

隕石の堆積場

個人サイトが懐かしい

個人サイトがすっかり衰退して、なんだか寂しい。
かつては、個人サイトは自分の作品を展示する場であったり、サイト自体が表現になっていたり、それを鑑賞する楽しみがあった。素材を借りて、サイトのデザインを自分で考えるのも楽しかった。
内容のすぐれたサイトが人気があるとは限らなく、むしろ逆の場合も多かった。ひっそりと人けのないサイトに素晴らしい文章が載っていたりしたものだった。


HTMLの知識も学ばなければいけなかったし、その都度サーバーへ送信するのも手間がかかったし、それでも何かを発信したい人だけが発信していたのだと思う。
更新の手軽さで私もこうしてブログを使っているけれど、ほとんど個人サイトの延長といった気分で、世の中の流行とは全く隔絶した感覚。個人サイトがこのまま廃れてしまうのはもったいないなと思いつつ。
昔はよかったなという懐古趣味に浸りたいわけではないのだけど。


SNSはどうにも苦手。
表現の場であるよりも、情報を奪い合うような場になってしまい、沢山のアクセスを得ることや “いいね” がつくこと、承認欲求を満たすことが目的化してしまっているようで、昨今の傾向をどうにも好きになれない。他人の評価を軸にしていると、見失うもののほうが多いということを忘れないでいたい。
浮世離れしていようと構わない。世間に合わせることはしない。自分軸で行く。
それが「自分を大切にする」ことを実際に形で示すこと。