悪と戦って善が勝つのではない
戦いは新たな敵を作り出し 永遠に続く
悪にとっては自分たちが善であり 善のほうが悪なんだ
私にとっての悪は 私の中にあるもの
悪を憎むことは 自分を憎むこと
かと言って 悪を愛するなんて 偽善になっちゃう
苦しみや悲しみを愛して感謝するなんて 無理なことを強いないで
ただ 真ん中に置いておければ良いんじゃないかな
憎みも愛しもしない 心から切り離して中間に放り出しておけばいい
それは自ずと 片付くべきところへ片付いていくでしょう
喜びや素敵なことばかりをイメージしていればそれを創造できると言うけど
私は本当にそれが欲しいのかどうか それがわからない
願いが叶ったことも今まで何度かあるけれど
正直になってみると そんなもの本当に欲しくはなかった
イメージして創造できたのは 結果として 叶っても叶わなくてもどちらでも良いようなものだった
本当に欲しいと思ったことは 未だ叶わないし
本当に欲しいかどうかもわからない
欲しいものがあるのかないのかもわからない
欲しいものが何もないことは幸せなことなのか そうでないのかもわからない
私は恐ろしく真ん中にいるのかもしれない
これは素敵なことなの?