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隕石の堆積場

永遠の成長

経済成長って一体何だろう
好景気になれば 給料も上がるけど物価も上がる
だから豊かになったつもりでも それほどたくさん買えるようになるわけでもない
不景気になれば 給料も下がるけど物価も下がる
だから貧しくなった気がしても それほどモノが買えなくなるわけでもないのでは
一個人の生活を基準にすれば
収入と支出のバランスが取れていればそれでいい話

経済が常に成長している必要なんて無いんじゃない?
どんなにデフレでも不況でも 必要不可欠なものは買う
買わなくなるのは殆どの場合 本当に必要なものではない

儲けるために たくさん作ってたくさん売って
狂ったように乱獲し 資源を使い果たし
今までの私達が消費のし過ぎだったのでは
驕慢であり過ぎたのでは

限りなく貧しくなってゼロになってしまうのでなければ
人口が減少する局面では その分の経済の縮小がある方が当然なのでは

縮小して困るのは投資家たち 株価が下がったら自分の財産が減るのだから
永遠に増えてもらわないと嫌だから なんとしても経済を成長させようとする
借金をしてまで投機に走る
その欲のためだけに世界が動かされている

永遠の増加なんてあり得るのだろうか
まるで蜃気楼のよう
そのほうが不自然な気がして

問題なのは富の過度の集中
正しく分配されるならそれだけで 生活が困難なほどの貧困はなくなるはず
抑圧された均一的な分配でなく
個人の自主的な支え合いの精神による分配

株式を中心とした金融システムが衰退 あるいは変容していけば
人間が人間らしく生きられる時代が来るかもしれない
米ドルという基軸通貨の信認の崩壊が引き金になるかもしれない

経済活動と 地球環境と 人間の魂の成長とが調和した世界がそこにあると信じたい
その調和こそが 経済という小さな枠を超えた 全体的な 本物の成長
無知な人間の戯言かもしれないけれど 私はそう思う