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漢字ドリル

ノートを広げて、漢字のドリルみたいな問題を解いている。
「椎間板」という問題があり、椎間…まで書いて、次が版だか盤だか板だか一瞬わからずにペンを止めた。そこへ父がやってきて、ふんと鼻で笑い、そんな問題もわからないで将来何になるつもりだ、よもや弁護士だの一流の職業につけるなどと思ってはいないだろうな? と皮肉って去っていった。


これだけの夢だけれど、発見があった気がした。
父は私にいい成績を取らせ、自分が得意になることで根深い劣等感をごまかし、そうやって私を利用していたけれど、それだけでなく私を軽蔑し貶めることで、自分より高く飛翔して行かないように翼を折ろうともしていたのだということにはっきり気づいた。双方の圧力を同時に受け、身動きも取れずに苦しんだのだということに。いまでも、父は私達に依存しながら、私達を下に見て軽んじることでかろうじてプライドを守っているのだということにも。