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アウトプットが苦手なんだと気づく

インプットしたものはアウトプットすることで記憶に定着しやすくなるという。
私はインプットする作業は楽しくできても、それをそのままの形で自分の外に取り出すことが不得意で、すごくじれったく、その歯がゆさに耐えられなくなるのだと気づいた。アウトプットしないから、確かに記憶に定着しづらい。細かいことはすぐに忘れてしまう。

どんなものも、自分のなかで時間をかけて発酵させ変容させたもの、それがうまく行ったものでないと、取り出せないみたいだ。

聞きかじったものをそのまま人に伝えたりすることが、本当に、自分でも滑稽だと思うほどできない。入力したものを系統立てて、ひたすら記憶しておくこともとても苦手。でもそれはそれでいい。苦手なことに取り組んで得意にする必要などないんだろう。苦手意識を克服するために頑張るという態度も、たぶんもう必要ない。
発酵がいつもうまくいくわけでもないけれど、うまくいくことが人生のなかでひとつでもあれば、それでいいと思うことにする。

この頃、自分の中の欠けたもの、足りないもの、劣等感を刺激するものを意識することが多くなっている。螺旋を一段昇って、また解放の流れがきたのかな? だといいけどな。