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似合わない色

似合う色の診断(パーソナルカラー診断)というのがあるけれど、私は明らかにブルーベースで、サマーかウィンターは自分では微妙で判断できない。

とにかく黄色っぽい系が似合わなくて、ベージュがとても難しく、野暮ったい感じになってしまうことが多い。反面グレーはいける。逆にベージュがすごくこなれて見える人、グレーを着ると地味になる人もいるから、似合うものを知るというのは大事だなと単純に思っていた。

似合う色だけを買うようにしていれば失敗は少ないし、無駄になる服も減る…というけれど、無難にこれなら似合うというものだけ選んでいると、反動が起きる。絶対難しいよ、これ似合わないって、と自分に突っ込みたくなるようなものを着てみたくなってしまう。頭はやめとけ、というのに、心が暴れる。無難なものばかりじゃつまらない。

自分と波長の合わないものを避けていると、自分の枠が狭くなったような気がしてくる。
どんな波長も、合うものと合わないものは背中合わせで、両方で成り立つ仕組み。片側に偏ると息苦しくなる。結局似合わないものを着て、バカみたいだなと自分を嗤う。でもこの頃は、それでいいのかなと思っている。その体感の方が、似合うかどうかよりも大切。

そもそも、ほとんど外出できなかったので、服も何を着ていいかわからないような状態。動物みたいに初めから毛皮を着ていたら楽なのに。
あっ、私は宇宙うさぎだった! もちろん紫のお毛々を着ていますよ。