SITE MÉTÉORIQUE

隕石の堆積場

旧い試験紙

水辺を横切る翼の影
湧き出でる形有る生命を弔っていく
涼み行く魂のリファレンス
この世界に色を添える

水のなかに揺れ続ける想いは
どこまでも薄められた結果
最新機器により検出不能
どこまでも拡められた結果
色は色を見失った

旧い試験紙が示す
永遠より巨きな真実が
かろうじて生命の在処を指している
紙ひとえの重み

誰かの嗤い声が永遠すら覆い隠しても
この恐怖がどれだけ癒されなくとも
誰にも聴こえない囁きを聴く
空耳でも構わない

蒼い宇宙が私を呼ぶ
私のなかの空拍が鳴る

 

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