心に健全な壁を作っている人ほど
壁がなく心を開け広げているように見えるのでは?
本当は逆なんだ
私みたいに 人と接すると花壇に土足で踏み込まれるように感じる人ほど
健全な壁を持って自分をきちんと守れていないんだ
人との間に壁を作るのは良くないことだ とか
こちらが心を開けば相手も開いてくれるんだ とか
手垢のついた道徳論に惑わされ続けて
自分を守るためにそもそも花壇に立ち入らせなければいい
入ってはだめですとはっきり言えばいい
それができずに 他人を責めるのはお門違い
自分の聖域は自分で守る
誰彼ともなく立ち入らせるのが正しいことなんかじゃない
「壁がない」ように見える人ほど
本当の聖域は誰にも見せないのかも知れない
バリケードで完全に守られている
だからこそ開けっぴろげに接することができるんだ