有名な悪魔のD閣下が、教室を見回した。数十人が着席する中、私に視線をとどめて溜息をついた。こいつは駄目だ、子猫のように飼ってやるしか無いな、と彼は言う。出来が悪すぎて匙を投げられているのか、大切に思われているのか、どちらか全くわからない。…
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