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隕石の堆積場

夢日記

ミッシングレター

音楽室で、多くの児童と一緒に歌を歌っている。小学校の音楽の時間らしい。アルファベットの歌を歌っていたので、英語の時間だったのかもしれない。ABCDEFG〜と歌おうとするのだけれど、その続きが所々どうしても思い出せない。記憶が部分的に黒塗りされてし…

与えられた名前

私は赤ちゃんを産んだ。正確には私のお腹から産んだわけではないのだけれど、どこからともなく降ってきたように私の手に授けられている。そして確かに私の子であることが分かっている。 あなたの名前は何なの? 私は赤ちゃんに問いかけた。赤ちゃんは「ヒロ…

滑降

山あいの清々しい空気を胸いっぱいに吸い込む。辺りは新緑の他に何も目に付くものがない。自転車にまたがり、急な坂道の上にいる。これから、ここを滑り下りるのだ。なぜだか不安が過る。ブレーキはきゅっと握りしめれば手応えがあり、きちんと車輪の回転を…

靴の片方

駅前の暗い夜道を歩く。霧雨が降っていて視界が悪く、ねっとりとした湿気が世界中をゼリーの中に閉じ込めたかのよう。変則的な形の横断歩道。アスファルトの上の白線が辛うじて視認できる。渡ろうとしてそれが横断歩道でなかったことに気づく。信号が変わっ…

宇宙の朝

階段を、目を閉じて上っていく。闇の中を手探りで、ゆっくりと一段ずつを噛みしめる。上り切り、目を開くと、自分の部屋が整然とした美しいものに変わっていた。ベッドの向きが違い、鮮やかなフクシアピンク色でペイズリーのような模様が描かれた、真新しい…

ブルージーな煮豆

夢の中で、こんなドラマを観た。国内の少し古いドラマのテイストだった。主人公の若い女性が、書店でベストセラーを見繕う。彼女は自分の少々風変わりな個性を封印して、社会に認められる存在になろうと思い詰めている。いま世間で流行っているもの、世間が…

黄金の部屋

陽だまりで、愛犬のネルと戯れていた。南の空低く太陽が横切り、ガラス越しに長い影が伸びている。板張りの床の上、影が踊るのを見つめる。ポメラニアンのネルはベージュ色の毛色だったけれど、陽光に細くふわふわした毛の一本一本が煌めいて、黄金でできた…

深夜の壁掛け時計とブルーベリー

突然、母に起こされる。3時半だよ! 遠慮のない大声に目が醒める。幼い子供のような、思慮の痕跡が全く感じられない率直な声だった。母からそんな声が聞かれることは初めてのような気がした。深夜の3時半。外界は静かな闇に覆われている。引き替えに部屋の中…

ファミレス神天戸店

不思議なテレビCMが流れていた。何の宣伝かわからないけれど、車の運転席から見える光景を、ひたすら淡々と映し続けているものだった。赤信号で減速し、止まる。横断歩道を渡っていく子供たち。発進すると緑の並木道に差し掛かる。右折する際、待てども待て…

アクセスの多い記事

何気なくブログのアクセス解析を見ると、1日だけ飛び抜けてアクセスの多い日がある。グラフの中に一本だけ突出した線。普段の100倍以上もアクセスがあるので、驚いて画面を二度見した。どの記事だろうと見てみると、アクセスの多かった理由がわかった。 …

絡まり合う蔓

とある外国人の男性と出会う。お互いに、相手の国の言葉は片言しかわからない。通常なら身振り手振りでなんとか意思疎通しようと張り切ったり、なんらかの意図がそこに働くはずの状況で、不思議なほど思考は静かだった。私は何も働きかけず、ただ受容してい…

受胎告知

受胎告知をテーマにした絵画を解説するウェブページを作っている。見覚えのない真新しいモニターの前で、レイアウトを考え、どこに絵を配置するか、どう文章化するか、見出しの文句は何にするかなどを考えつつ、淡々と仕事をする。 そこに自分自身の想いは欠…

スキピオクッキー

料理番組で、女優とコンビ芸人が、テーマに沿った作品作りに挑戦する。今日のテーマは、世界史の登場人物をお菓子で表現するというもの。 お笑いコンビは、何やらギザギザした球体のクッキーを焼き上げ、両腕で抱えるようにオーブンから慎重に取り出した。女…

狂っているのは誰

朝起きると、外は薄暗く、時間の感覚が麻痺している。朝なのか夜なのか全くわからない。それでも目覚めたということは高校に行かなければいけない、それだけがはっきりとわかっている。夢の続きを無理やり継ぎ接ぎしては、布団の中でまどろんでいた。けれど…

究極のハーモニー

キリンジが解散するとの情報が流れている。新しいメンバーを募集していて、入れたらいいのにと勝手な妄想をする。次の瞬間、私はすでにメンバーに応募していて、スタジオで面接の順番を待っていた。 隣にあるガラス張りのブースから、キリンジの二人が歌って…

息もできないほどの退屈

ビルの一階ロビーで人を待つ。誰かと一緒に朝早くここへやってきて、その誰かの用事が済むまでここで待っている。昼下がり、ガラス張りで通りから中がよく見えるそのロビーの片隅で、白い小さなソファに座り、退屈しのぎにテレビを見ている。テレビは高い位…

前下がりのボブ

自分の長い髪が鬱陶しく感じ、どことなく野暮ったく幼児性を持つように感じられ、突然切ってしまいたくなる。ばっさりと顎下のラインで切り揃えたボブカットにする。前下がりのラインがシャープで、なかなかスタイリッシュにカットできたと感じ、珍しく満足…

猫音

ご近所の猫タローちゃんが、いつもの散歩コースである我が家の庭を通りかかる。それに気づいた私は、喜んでいそいそと窓辺に近づく。猫と目が合った。しばらくじっとこちらを見つめたあと、猫は、にゃおおーん、と長く引き摺るような鳴き方をした。どこか不…

歯科医のプロフィール

いつもの歯科医院に行くと、担当の先生が変わっていた。初めて見る歯科医は、還暦手前、白髪交じりで、ひどく痩せていた。顔には深い皺が刻まれて、年輪を感じさせる容貌ながら、どことなく頼り甲斐のない感じがした。 歯のチェックを一通り終えて、歯科医は…

エアコンの中の小鳥

朝起きると、リビングのエアコンが作動したままだった。おかしいなと思ってリモコンを探し、スイッチを切るけれど反応がない。リモコンの表示面が誤作動して数字の8が並んでいる。部屋の片隅を見上げると、エアコンのカバーが外れ、片側が引っかかって斜め…

漢字ドリル

ノートを広げて、漢字のドリルみたいな問題を解いている。「椎間板」という問題があり、椎間…まで書いて、次が版だか盤だか板だか一瞬わからずにペンを止めた。そこへ父がやってきて、ふんと鼻で笑い、そんな問題もわからないで将来何になるつもりだ、よもや…

黄色い水玉模様の水晶

大切にしている水晶玉がある。手のひらに収まるくらいの大きさで、ほぼ透明なクリスタルだけれど、ところどころ黄色い水玉模様のようになっていて、シトリンが混じっているようだなと思った。内部には白く濁ったインクルージョンがたくさんあり、不透明な部…

万国旗のような洗濯物

真っ暗な闇の中に立ち尽くしている。重く、粘り気のある闇だった。自宅の前の道路にいるようだ。ようやく闇の中にぼんやりと見慣れた壁と窓、屋根を見上げることができた。私はこの世界に存在することを心底嫌がっている。もう嫌だ、どこか別の世界へ旅立ち…

無に充ちる

すでに卒業したはずの高校に、また通っている。カレンダーを見ると11月で、まだ卒業には少しある。あと何日我慢すればここから自由になるだろうかと、数えることだけが生きがいとなっている。この状態を、終わりにできるのだと突然気づく。 この現実は自分…

刑務所のエレベーター

大学の建物の中、エレベーターに乗り込んだ。私は友人Aと一緒だった。他愛もないお喋りをしながら二人でエレベーターに乗り込むと、もう重量オーバー寸前だった。すでに乗っていた学生たちの中に、見知った顔を見つける。元アイドルグループのKに似たその…

空気を読まない

新しいドラマを見始めようと思っていたら、ちょうどそのドラマの宣伝番組をやっていた。主演の俳優Jが、同年代の若い脇役たちを四人従えて、その中心に立って挨拶していた。 Jはその役柄に関して熱く語り、そこから人生論や哲学的な内容にまで発展していっ…

玉虫色の靴

専門学校のようなところに通いはじめ、初日に緊張しながら学校へ向かう。渋谷と恵比寿の間に学校はあるはずだった。初めて通る大きな交差点を抜け、太い歩道を行き交う人々の中に紛れる。学校の建物の中、大きなトイレのような場所にいる。プールの更衣室の…

ピルグリム・ブラザーズ

玄関のドアを開けると、見慣れない三人組が立っていた。二十歳くらいの若い男性二人と女性一人。彼らは皆、ちょっと不思議な格好をしていた。薄汚い感じの古着を重ね着し、穴の空いたジーンズをはき、顎くらいまでの長さのドレッドヘア風の髪型、そして首に…

新聞広告

夢の中の私には密かに片想いをしている人がいて、彼が離婚したという週刊誌の記事を、新聞の中に見つける。朝早く、一通り新聞には目を通したはずなのに、その時には見つけられなかった。なぜ見逃したのか、不思議だと思った。 ずいぶん前に注文した洋服が到…

三枚におろす

両脚を揃えてみると、左脚の方がかなり長かった。いつからこんなに脚の長さに差ができてしまったのだろう。歩くと体が安定せずガタピシして、うまく歩けないので、病院に行った。 対応した医師は、かかりつけの歯科医によく似ていた。その医師はいつものよう…

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