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Dépôt de Météorites

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

願うことが何もない

金木犀の木を植えたかった。秋風吹くころにどこからともなく香ってくるのが好きで、家の庭にも一本欲しいと言った。父は、庭を管理しているのは自分だから面倒にになることは望まない、どうしてもと言うなら鉢植えで管理できるものにしろと言った。言う通り…

雑草と戯れる

雑草に特別な定義はなく、人間にとってそこに生えていて欲しくないものを単に雑草と呼ぶのだとか。コンクリートの割れ目から生えてきたど根性大根も、雑草といえば雑草になるんだな。ほんとうに僅かなひび割れでもあればコンクリートの隙間からどんどん生え…

変な声

自分の声がスピーカーから聞こえてきて、それが自分で認識している自分の声と全く違う声で、しかも外国人のような訛りがあって愕然とする──という夢を見た。 幼い頃、録音された声を聞いて、自分のじゃないみたい、変な声、とは思った。でもそれだけだった。…

客観を棄てる

自分を客観視しなさい そう刷り込まれてきたけれどそれが諸悪の根源自分の中にいてそれを客観するのはそもそも不可能だから客観というのは他人の声を鵜呑みにするということ人から言われたことを信じなさいということ他人の声を常に想像し恐れることでしかな…

起こることを観察する

自分を成長させようとしないあら探しはもちろんのこと良くなろうともしない植物のように自然に成長するのをただ観察すること自分の思ったとおりに成長しようとするのではなく思ったよりも遅くても思ったのとぜんぜん違う方向に行こうとも起こることをただ観…

個性とは何か

自分らしさはそれを思考しないときに現れる私らしさを私が定義するならそれは本物ではない他の人が見てその人らしいと思うのがその人らしさ私は神の一部でその一つの個性を表している私は私のものではないそれがどんなものか知る由もない知ろうとするのは神…

完全な自由

自我を薄めて神性の意識そのものに近づいた時世界から自分が消える 透明人間になったみたいに誰も私を見ていないし 完全に自由 したいようにできる私という自我は存在していないからどう思われるか気にしようがない誰も何も私を判断し裁かない もちろん私自…

彫り出す

忘れてた 削り取っていくこと 大胆に限界までこれ以上は決して減らすことのできない点まで磨き上げる 真実を彫り出すそれが愛の似姿

指導者は存在しない

アファメーションも引き寄せも欠乏を強調することがあるポジティブごっこになってしまういい気分になったふり 目覚めたふりはったりが現実を創ることもあるから悪くはないでも私のマインドは騙されてはくれなかった奥底で信じられないことを信じさせるなんて…

二度目の卒業

ラジオから新進気鋭のバンドの紹介。ラジオなんだけどなぜか映像も配信されており、次々に新しいバンドの音楽がワンフレーズ、そして彼らの日常生活の一コマや、応援している友人やファンなどの声が手短に紹介される。紹介リストには聞いたことのない何十組…

正反対の価値

健康でいなければ 美しくいなければ 豊かでなければそれは義務ではない健康でいたい 美しくありたい 豊かでありたいそれは願いでさえないそう願うのなら健康でなくていい 美しくなくていい 豊かでなくていいそれを受け容れることだそのなかに光を見出すこと…

真空地帯

私にできることはないし 選べない私は誰でもなく 存在もしておらず 何も起こっていないただそうなることはそうなるだけ 宇宙意志が私を通して流れるように明け渡すこと他には何もしなくていい 自分の内側から未来へ向けて真白い道が開けている真正面にまっす…

極端な個性

私は閉じこもっている方が私らしい自分の城の中に安心していられることのほうが断然好きだ外へ出て刺激を得ることは全く好きではない閉じこもるのを悪いことのように言う人はこの人は本当は外に出たいけれどできなくなっているのだ閉じるのは悪いこと開くの…

愛の痛み

不倫に走った有名人など袋叩きにしたがる人達は、自分の配偶者や彼氏彼女が浮気をしたら激高するんだろうと思う。無条件で、浮気するほうが悪い、たぶらかした相手が悪い、だから自分は怒り狂う権利がある。 本当に相手が大切な存在なのだったら、怒るより前…