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とろける毒ケーキ

夢のなかでドラマを観ていた。キム・ナムギルとムン・チェウォンが主演のスパイアクションぽい作品。王女がパビリオン竣工の祝賀儀式に参列した際、大きな柱が突然折れて大惨事となる。主演の二人は国家情報院のエージェントか何かで、王女を土壇場で救出する。王女を狙っているのは誰か。裏に暗躍する組織の存在がありそれは王室と通じている。

ムン・チェウォンは正義感あふれる情に厚い戦士のような女性で、裏表なく単細胞に見えるけれど大きな悲しみを隠している。キム・ナムギルは本音の全く見えないポーカーフェイスで、瞳には深い翳りがあり、謎めいた魅力を放つ。色気がありプラックホールのような引力で惹きつける。(この人はこういう役が断然良い!目覚めた後の私的感想ですが)

二人のエージェントはこの事件により命を狙われることになる。二人に届くホールケーキ。キム・ナムギルは行きずりの女性を自宅に連れ込んで、女性が浴室にいる間にケーキの箱を開ける。変哲のない普通のケーキは突然ブクブクと発泡しはじめ、毒々しい黄色い蛍光色の液体へと蕩けていく。ケーキはある時刻になると毒薬となるように設定されていた。もしそれを口にしていたら体内で毒物に変性していたことになる。ムン・チェウォンも狙われているに違いない、どうするナムギル! というところで目が覚めてしまった。