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慣れてしまうということ

天然石が好きで、以前は少しずつ買い集めたりしていた。ブレスレットとか、指輪、ピアスなどもそこそこの数持っているのだけれど、段々と身につけることは少なくなってしまった。
パワーストーンとして、独自のエネルギーがあるのを感じ取れなくなったわけではないし、それを手にしたり身につければ、石のエネルギーを感じて意識がちょっと変化したりすることは確かにあるのだけれど、それは初めのうちだけ。すぐに慣れてしまい、身につけていても、つけていない状態と何も変わらなくなってしまう。
せっかくの石の波動を無駄遣いしているような気がしてくるのだ。


感覚をリセットするために、身につけていたものを外したくなる。慣れというもののエネルギーが完全に消えた頃に、また触れてみると、初めの感覚が蘇ることもある。
何につけても、慣れてしまうということが嫌い。
初心を忘れないようにと気をつけたとしても、ずっと同じ場にいれば忘れないでいることなんてできない。忘れてしまっていること自体に気づかないのだから。その無感覚が怖い。


日常の中で常に覚醒して、常に新しい一瞬一瞬を生きることはできないのかな──この次元では。
少なくとも、それに近い状態でありたいと願う。だから慣れてしまうことが恐ろしい。