最近、携帯電話の契約などで、保険証が本人確認書類として使えなくなったということを知った。なぜ？ これまでだって、保険証は顔写真がないから補助書類が必要で、２点以上揃えなければいけなかった。必要書類は色んな選択肢があった方が無いよりいいに決まってる。なぜ今、このタイミングで保険証を外す？
マイナンバーカードを普及させたいから？お上からお触れがあったのか？ だってそれ以外考えられないでしょう。
安全性も疑問だし、そもそも必要性がわからない。マイナンバーというものを割り当てて行政の中でデジタル化するのはわかる。でもそれはカードとなんの関係もない。カードを作って普及させ、便利にするという口実の裏で民間企業に個人情報を渡すのだったら、そんな仕組みに便乗したくない。サギに遭いたくないしカモにされたくないけれど、結局国民は利用されている。デジタル化の先端を走ろうと喜んでマイナカードを作る人達は、利用する側から見たら、カモがネギを背負っているように見えるのかも。
ポイントを付けて飴を与え、保険証廃止という鞭で叩くなどという国民を馬鹿にしたやり方に本気で腹が立ったので、意地でもマイナカードなんか作るものか！と思っていた。けれど、実際すでに保険証が本人確認として使えなくなってしまったのだから、パスポートも年金手帳も住所の欄がないから駄目で、運転免許証を持っていない場合、マイナカードしか本人確認に使えるものの選択肢がなくなってしまったわけだ。私なんか、今契約しようと思っても契約できない。
日本は一党支配の独裁国家になっていたんですか？
便利になる部分なんてたかが知れている。面倒なことばかり。デジタル化が必要なのは行政の内部であって、国民じゃない。
国からお前は国民として認められないと突き放されたような気分。
多くの国が問題があるとして導入していない個人番号カードをなぜ日本だけ盲目的に導入しようとするのか、裏にある理由を考えなくちゃいけない。
