SITE MÉTÉORIQUE

Dépôt de Météorites

劣等感を中和する

またジャッジしてるな どちらが正しくてどちらが間違っていると
どちらに価値があって どちらには価値が足りないと
だから人と比べて自分が劣っているように感じてしまうんだ
劣っていても優っていてもどちらでも良いんだよ
その両方で私は完成されているのだから


素敵なあの人を見るとなぜだか不安定になる
嫉妬してしまうあの人だって 私の目に映る以上それは私自身


素敵だって思っていたのは 私がそう感じ そう思い込んだからで
絶対的な事実なんてどこにもない この広い世界のなか 在るのは私の判断だけ


うまく書こうとしてはだめだ 賢くあろうとしてはだめ
素敵になろうとしてはだめ お洒落になろうとしてはだめ
自分を高めようとしてはだめ 成功しようとしてはだめ
正しくあろうとしてはだめ 善良であろうとしてはだめ


片側を目指していてはだめなんだ それがすべての苦しみの元なのだから
これはジャッジではなく 傾きを中和するということ


頑張って素敵になろうとしている人を見たら 劣等感を感じるよりも
あの人はまだこの社会の基準に縛られて 価値観を譲り渡しているのだな
古い生き方をしているのだなと思えばいい
これも一時的な中和剤


速く走る競争があるなら 誰よりも遅く歩む競争もあって良いのでは
なぜ地球には片側しかないのだろう