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隕石の堆積場

世界経済の終焉と輪廻

近い将来、世界の経済のシステムが大きく変わるのではないかという気がする。根拠をうまく説明できないし、それほどの知識もないのだけど、いろいろ調べるとますますそんな気がしてくる。
今のような、株式や為替の実態を伴わないマネーゲームのような部分は、次第に廃れていってほしいという願望もある。

経済の危機的状況に、各国の中央銀行が大規模な金融緩和をして、世界に流通する金銭の総量が異常なほど膨れ上がっていて、それが実体経済でなく、株式にばかり流れ込んでいる。ここまで実態と株価とがかけ離れてしまっていると、もう株というシステムは一体何だったのか?と顧みないといけないレベルに来ているような気がして仕方ない。

経済は永遠に右肩上がりに成長し続けるものなのか、なぜそうでなければならないのか、私にはよくわからない。単に知識がないだけかもしれないけれど、知識に毒されないからこそ遠くから本質がよく見えるという場合もあると思うし。
大量生産、大量消費を繰り返して、地球を破壊しながら経済成長することが、決して正義だと思わない人々が今や多数派になってきているように思う。プラスチックの使用を削減したり、再生可能エネルギーに転換していくのは素晴らしいけれど、それだけでは足りなく、成長が前提の経済のシステムのままでは早晩立ち行かなくなるはずだと思う。

投資をするとき、いくら儲かるかだけを考える時代はもう終わったのではないかな。ただどれだけの成長が見込めて、どれだけのリターンがあるかだけを考えて、投資対象はどこの国、どこの企業だって構わないというのが今までは大半だったけれど、最近では企業の環境社会への配慮の度合いなどを考慮して、より良い企業を選んで投資する動き(ESG投資)が急拡大してきているとか。

そもそも投資をするのは、その対象に賛同し、応援したいからというのが本来のあり方だと感じる。そこにお金をつぎ込めば自分の懐が豊かになるというのが第一である、ということが長い間当たり前とされてきた事自体、狂っていたと言えるのでは。弱肉強食で、弱いものを喰らって強いものが生き残る、そのような世の中が終焉を迎えつつあるという兆しだとすれば、とても喜ばしいこと。

膨れ上がった巨額のバブルが崩壊するようなことが、近い将来きっと起こるはずだと思う。それによってすべてがリセットされ、新しい経済のシステムに移行していくのではないかと思う。
いっときは世界恐慌を超えるような未曾有の破壊が起こるかもしれないけれど、その後に、投資家だけが儲かり、その企業で働く末端の社員、その下請けの社員、そのまた下請けの社員たちが安すぎる賃金で過重労働を強いられるような社会のシステムそのものが生まれ変わって、肉食獣のような人間たちの支配する社会が、ほんとうの意味で相互に与え合い、助け合えるような美しい社会へと脱皮するに違いない。そうあってほしい。

 

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