愛することは無条件に受け止めることで
無条件に理解してやること
自分に対してもそう
本当は間違っているけど仕方ないから納得してやろう
本当はそれじゃ駄目だけど許してやるか
それは愛ではない
いかにも懐が深いように見えていてもそれは愛じゃない
そんなふうな理解したふりでは
潤うのは表面だけで
内側はさらに渇いていく
間違っているという判断が間違っているかもしれない
それじゃ駄目だと誰が決めた?
無条件に援護してやること
自分の味方になるだけのことがなぜこんなにもできないの?
他者の批判の言葉はそれこそ無条件に受け入れるくせに
自分に味方する言葉は全て弾いてしまう
無条件に醜い自己弁護だと決めつける
韓国のドラマに頻繁に出てくる
あなたにはプライドがないの?という台詞
プライドと訳されているけど元は自尊心という言葉
あなたには自尊心がないの?
そう
私には自尊心がなかった
むしろ自尊心というものを持つことが悪いことのように思っていた
他者を尊重し自分の欲求は封印し
謙遜して生きるのが良いことと思っていた
日本人の美徳は行きすぎるととんでもない欠陥になる
いつもいつも他者が正しく自分が悪い
私は鈴鹿響だ!と自分の名を宣言して自尊心を確認する
韓国の国民性に倣って私もそうしたい