地球に馴染めない宇宙人みたいで
社会的にも私的にも何をやってもポンコツで
日々生きていくだけで疲れてしまう
このポンコツぶりを見たら 誰もが尻尾を巻いて逃げていくんじゃないかと
それも個性です で通るんでしょうかって
幼い頃の写真を見ると
どう見ても 地球人に拉致された宇宙人の子供みたい
それが過剰に適応しようと無理しすぎたのか なんなのか
やりたいのか やらなければいけないと思っているのか区別がつかない
未だにそういうところがある
やりたいと思って始めたはずが
始めた瞬間から義務になって重くのしかかる
ちっともやりたくなんかなかったと後で気づく
楽しいという気持ちがよくわからなかった
喜ぶこと楽しむことに罪悪感のようなものが常にあった
病んでいるという自覚はなく
自分はいたって健全だと思っていたから
隠された根が深くなる
もっともっと大変な人生を背負っている人はたくさんいるのに
泣き言言って甘えるなよ と責めていた
とんでもない甘ったれで 誰もに全否定されて当たり前だと思っていた
こんなのは成長するにしたがって自力で乗り越えていくものだと
自虐するのも自意識過剰
そうやって
二重三重のループに嵌まってそこから出られないよりは
自分を甘やかすほうがずっとマシかな
地に足が付いてない 付けられない
体と魂が半分ずれているような 違和感
居心地の悪い 浮遊感
肯定もできないけど 否定もしない
それが精一杯