あなたのことが心配だ、だからこうしろああしろ、と注文を出す。
愛の名の下に行われる典型的なコントロール。
本当は「あなた」を心配しているのではなく、自分の心配をしている。
相手をコントロールして、言う通りに動かせるということを確認して、水面下では優位に立ちたいんだ。
それは愛とは言わない。
こんなにあなたのために尽くしているのに。こんなにあなたのことを考えているのに。バリエーションはたくさんある。
私は昨日の記事のように、先に自分の心配をしたせいで猫を看取ることができず、大事な存在をぞんざいに扱ったという後悔が内側にあるために、それを映し出す外部を自ら創造してしまい、外側に現れる「自分の心配ばかりする人」に異常に腹が立つのだということに気づいた。
内側にこういうものがあるよ、と外側に現れるものが教えてくれているだけなんだ。
