あらゆる展開をシミュレーションする癖
どう転んでも大丈夫なように様々な事態を何度もイメージする
それが恐怖の根源だとも知らずに
見る前に跳べ
跳んでしまったらもう怖くない
脳内シミュレーションしている時が一番怖い
それはわかっているのにやめられない
やめなくてもいいけど
それは無意味だしそれ以上に害悪であると気づいていよう
明日どう話そうかと何度も言葉を継ぎ接ぎしても
本番では全く別のことを口走っている
そんなものでしょう
シミュレーションの間中
緊張したり恐怖したりしている
結果として苦しむ時間だけが増える
予行演習するほどに神経をすり減らす時間が増える
それで当日楽になるわけではまったくない
人生の限られた時間をそうやって無駄に費やす
涙するほどの幸せを 怖いほどの歓びを
どうせならシミュレーションしたらいいのに
